機械・生体系部門

海洋再生可能エネルギー利用発電装置の研究開発と海域実証 

  • (7) エネルギーをみんなに そしてクリーンに

  • (13) 気候変動に具体的な対策を

  • (14) 海の豊かさを守ろう

研究室概要

海洋環境工学研究室(林(昌)研究室)

海面は常に変動しています。変動の原因は海面に吹く風、海面気圧、海水密度、地形などさまざまですが、一般に、海面変動の様子は海面形状を表す波浪と海流・潮流などの流れに代表されます。海洋に存在する全てのものは波浪と流れの影響を受けて漂流及び動揺します。海洋工学は海洋変動を把握するところから始まり、その影響を評価するところに帰着します。
林研究室では、マイクロ波パルスドップラーレーダを用いたリモートセンシングによる、波浪、海上風、津波・潮位、流氷などの海面の物理環境を観測するシステムの研究開発、波浪・流れなど海洋再生可能エネルギー利用システムの研究開発、浮体構造物及び水中線状構造物などの海洋構造物における波浪と流れの影響に関する研究を行っています。これらの研究は、地球温暖化の緩和(温室効果ガスを排出しないエネルギー源の開発)、地球温暖化への適応(異常気象による環境変化や災害への対応)など地球温暖化対策の推進に寄与します。

担当教員 / 研究室
林 昌奎

林昌奎/林(昌)研究室